院長ご挨拶

毎日きちんと歯磨きをしているんですけれど。。」と呟きながら診察台の上で口を開けている患者様と毎日対面しておりますと、甘いものを食べて歯を磨かなかったから虫歯になったとか、口の中を不潔にしておいたから歯周病に悩まされているということだけではなく、身体全体の様子や生活習慣がお口の中に現れてきているのではないかと日頃から感じております。

お口は体の状態を映し出す万華鏡                   身体の乱れの兆しが口の中に最初に現れてきます。この兆しに気が付いて大事に至らないようにしてください。私どもはそのお手伝いができればと考えております。

“人生が100年時代”そんな社会がやってきました。歯科とのおつきあいは妊娠前から始まって、最期の最期まで関わり合いのあるキュアとケアにあります。皆様の一人一人の人生の各ステップに口腔の保健・指導を行うことは、虫歯や歯周病への対応だけでなく口腔の機能の発育発達~維持向上~リハビリテーションを行い健康にかかわることです。


口腔機能がクローズアップされ、口腔抜きに健康が語れない時代になりました。① 小児の機能をより健全に高めるためには、いつ何を行ったらよいか。そして機能不全の結果生じた歯列不正どう対応したらよいか。② 青壮年にはストレス等から食いしばり等の習癖を早期に対応する。③ 中高年には機能の低下傾向を進めぬための対応健康を維持し栄養と運動と社会参加が要介護にならないためにも重要であり、歯科が絡むことに意味がある 口腔を身体全体から切り離して考えるのでなく、全体としての一つの機関であり、身体をを支えるのが口腔ととらえている。今の状況はこれまでの結果であり、どう対処するかを西洋医学から東洋医学に限らず医療という範疇だけでなく、姿勢や運動から精神性にまでかかわりを深める対応を心掛けています。
患者様、ご自身がご自身の健康を獲得し維持していくそんなお手伝いが出来ればと考えています。。長年にわたる様々な経験を皆様のライフステージに活かせるよう取り組んでいます。


プロフィール

西島 明
東北大学歯学部卒業